財閥家の末息子の原作とドラマの違いは?結末のネタバレで徹底比較!

財閥家の末息子の原作とドラマの違いは?結末のネタバレで徹底比較!
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先日、高視聴率のまま結末を迎えた韓国ドラマ「財閥家の末息子」。

実はその結末にはドラマと原作で違いがあったようなんです。

すでにドラマを観終わった方も、原作とどう違いがあったのか比較してみたいと思いませんか?

今回はドラマと原作の結末を、ネタバレありで比較してみたいと思います!

ネタバレOK!という方は、財閥家の末息子の原作とドラマの違いを、是非この記事で確かめてみてくださいね。

 

財閥家の末息子の原作とドラマの違いは?

「財閥家の末息子」の原作は、サンギョン(山景)という方が書いた韓国の人気WEB小説です。

それを実写化したのがソン・ジュンギ主演のドラマ「財閥家の末息子」となります。

原作小説はWEB連載で326話、紙媒体で500ページ超の単行本5冊分という超大作。

ドラマは全16話構成ですから、重要な部分以外はカットされている可能性が高そうです。

ドラマは展開が早くて、付いていくのが大変だったという印象を持った人もいたようですね。

また、実写化するにあたってキャスティングがイマイチだと何となく入り込めませんよね。

ですが、難しい一人二役を使い分けたソン・ジュンギの演技力に引き込まれて、一気に最後まで観てしまったという人も多かったのではないでしょうか。

ドジュンの祖父であるチン・ヤンチョル会長を演じたイ・ソンミンも、かなりはまり役で素晴らしい演技だったという声が多かったです。

 

財閥家の末息子の原題は?

財閥家の末息子の原題は「재벌집 막내아들」といいます。

「財閥家の末息子」というのは、そのまま原題の直訳になるため、日本で本格的に放送が決まった場合は題名が変更になる可能性もありますね。

英語版では「Reborn Rich」となっていて、ヒョヌが転生して財閥の中でのし上がっていく様子が反映されています。

原作者のサンギョン氏は韓国のWEB小説連載サイト「MUNPIA」の人気作家で、50代半ばの男性とのこと。

財閥家の末息子も、自身の企業勤めの経験を活かしてリアルに書かれているそうです。

ドラマ版はロマンス要素が追加されていますが、原作小説は日本で言うところの「島耕作シリーズ」のような男性向けの印象となっているようです。

小説も韓国で大ヒットしたそうなので、日本語訳版が発売されたら是非読んでみたいですね!

 

財閥家の末息子は漫画でも見れる?

財閥家の末息子は、LINEマンガで日本語訳の漫画版を連載中です。

2話まで無料、それ以降は無料チャージで1日1話ずつ読めます。

まだ完結していないので漫画版の結末がどのようになるかは分かりませんが、どちらかというと原作小説に近い雰囲気だそうです。

ドラマを観てハマった人は、漫画版を読んで違いを見てみるのも面白そうですね。

原作小説は日本語訳されたものがまだ出ていないので、原作の雰囲気を知りたい人は漫画版から入ってみるのもおすすめです!

 

財閥家の末息子の原作結末のネタバレで徹底比較!

ドラマと原作の結末で最も違うところは以下の点です。

  • ヒョヌがそのままドジュンとして生きていくことになる
  • ヒョヌが転生前に戻り、元の自分として生きていくことになる

この違いで、ドラマの最終回は韓国で炎上してしまったのだそうです。

その理由は原作の小説が人気作だったため、ドラマの結末を観たほとんどの人が小説を先に読んでいたからだと言われています。

原作を読まずにドラマを見始めた人は、それほど大きな違和感は感じなかったようですね。

では、具体的にどこが違ったのでしょうか。

原作とドラマの結末の違いをもっと詳しく見ていきましょう!

 

①ドジュンとヒョヌの人生が変わる?

ドラマ終盤までの展開は、細かいところは異なるものの、小説とおおむね同じ展開となっているようです。

ドラマのクライマックスで、ドジュンはトラックの追突事故で生死を彷徨うことになります。

この事故は意図的に起こされたもので、ドジュンを殺したのはなんと転生前のヒョヌだったことが分かります。

ヒョヌは転生前、韓国の財閥であるスンヤングループに仕える秘書で、裏の仕事や危険な仕事まで任されていました。

転生前のヒョヌは気づかないところでドジュンを殺す片棒を担がされていたようです。

トラック事故に遭ったドジュンは生き延びるのか、それともこのまま死んでしまうのかというところで、最終回に繋がります。

 

②ミニョンとの関係性が変わる?

ドラマでは、ミニョンはスンヤングループの不正を正すために奔走する検事という設定でした。

ドジュンとして生きるヒョヌとの微妙な関係にドキドキしながら観ていた方も多かったのではないでしょうか?

原作には恋愛描写はほとんど無いそうで、ドラマ化するにあたって追加された要素とのこと。

ドラマ版最終回で、この2人のロマンス展開を期待する声が多かったようですが、2人は恋愛関係に発展することはありませんでした。

原作のミニョンは検事という設定ではなく、ドジュンの婚約者として登場します。

最終的にドジュンと結婚して幸せな生活を送るという結末だそうです。

 

③ドジュンはヒョヌに戻る?

原作とドラマで一番違うと言われていたのが最終回の展開です。

原作では、ヒョヌは今まで築き上げてきたものとともに、その後の人生もドジュンとして生きていくことになります。

ですがドラマ版の結末は「ヒョヌが元の自分の体で目覚める」という夢オチのような展開だったのです。

これが、原作を知っていた視聴者からは「結局全部なかったことになるなら、今までの話はなんだったんだ?」と大ブーイング!

転生してから17年間、ドジュンとして苦労してやってきたことが全部無くなってしまったと感じる人もいたようです。

特に、ヤンチョル会長との関係が濃く描かれていたのに、それが全部無かったことになってしまったのが残念だったという声が多かったです。

韓国では、最終回の展開が違っていれば2022年で一番の名作になったとも言われています。

 

まとめ

いかがだったでしょうか。

今回は財閥家の末息子の原作とドラマの結末の違いをネタバレありで比較してみました。

ドラマの財閥家の末息子の結末の違いが、韓国で炎上した理由についてもご紹介しています。

ネタバレOKで原作とドラマを比較してみたい!という方は是非読んでみてくださいね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。